高校生活も1ヶ月が過ぎた…
2011年6月2日 連載俺は沢田綱吉。15歳。
並盛高校一年生だ。
平和と平凡、事なかれ主義を信条とする俺だけど、入学一ヶ月にして、そんな思いは儚くも消し炭にされている事をまず書き留めたいと思う。
もとより、中学時代にリボーンがやって来てから、俺に平穏な日々なんてのは皆無だった。
パンツ一丁で町を走り回ったり、修行したり、闘ったり、空を飛んだり、未来に行ったり…。
常識じゃあ考えられない日々を送っていた。
それもこれも、ボンゴレの十代目候補っていう肩書きの所為だ!
俺は、マフィアの親分である九代目(見た目は優しい爺さんだが、騙されてはいけない!)に土下座した。
『高校だけは日本で卒業させて下さい!』
ボスになる事から逃れられない運命だと云うならば、少しでも先延ばしにしようという気持ちがあった。
そして、ひよっとしたら、俺の出番が無くなるかもしれない、っていう僅かな希望の灯火に縋る様に。
そうしたら、なんとオーケーが出た!ひゃっほう!
『ただし、』
という条件付きだったけど、俺はそれを受け入れるしか選択肢は無かった。
その条件とは、俺の守護者(何ソレ?と思うかもしれないが、居るんだ…。)を側に置く事と云うものだった。
山本や獄寺君は同じ高校に進みたいと言ってくれてたから、そんなの全然オッケだぜ!と思って大きく頷いたのが、俺の最大のミスだったかもしれない。
ああ、ヤバい。今日も遅刻しそう。
日記なんて書いてる余裕なんて無かった。
高校でも、風紀委員長という名の戦闘マニアが門前で待ち構えて居るんだった。
あ、獄寺君が迎えに来た声がする。
とりあえず今日はここまで。
並盛高校一年生だ。
平和と平凡、事なかれ主義を信条とする俺だけど、入学一ヶ月にして、そんな思いは儚くも消し炭にされている事をまず書き留めたいと思う。
もとより、中学時代にリボーンがやって来てから、俺に平穏な日々なんてのは皆無だった。
パンツ一丁で町を走り回ったり、修行したり、闘ったり、空を飛んだり、未来に行ったり…。
常識じゃあ考えられない日々を送っていた。
それもこれも、ボンゴレの十代目候補っていう肩書きの所為だ!
俺は、マフィアの親分である九代目(見た目は優しい爺さんだが、騙されてはいけない!)に土下座した。
『高校だけは日本で卒業させて下さい!』
ボスになる事から逃れられない運命だと云うならば、少しでも先延ばしにしようという気持ちがあった。
そして、ひよっとしたら、俺の出番が無くなるかもしれない、っていう僅かな希望の灯火に縋る様に。
そうしたら、なんとオーケーが出た!ひゃっほう!
『ただし、』
という条件付きだったけど、俺はそれを受け入れるしか選択肢は無かった。
その条件とは、俺の守護者(何ソレ?と思うかもしれないが、居るんだ…。)を側に置く事と云うものだった。
山本や獄寺君は同じ高校に進みたいと言ってくれてたから、そんなの全然オッケだぜ!と思って大きく頷いたのが、俺の最大のミスだったかもしれない。
ああ、ヤバい。今日も遅刻しそう。
日記なんて書いてる余裕なんて無かった。
高校でも、風紀委員長という名の戦闘マニアが門前で待ち構えて居るんだった。
あ、獄寺君が迎えに来た声がする。
とりあえず今日はここまで。
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